『いまウクライナで起きていることは犯罪です。そしてロシアは侵略者です。また侵略の道義的な責任はプーチン大統領にあります。

私の父はウクライナ人、母はロシア人で、敵対したことは1度もないです。私の首にかかるネックレスはロシアがこの同胞を殺し合う戦争を直ちに止めなければならないという象徴です。兄弟国である私たちはまだ和解できるはずです。

残念ながら私は過去何年もの間、『第1チャンネル』でクレムリンのプロパガンダを広め、今はそれをとても恥じています。テレビ画面を通してうそを伝えることを許してきた自分を恥じています。ロシアの国民がだまされるのを許してきたことを恥じています。

すべてが始まった2014年、クレムリンがナワリヌイ氏を毒殺しかけたとき、私たちは抗議集会に行かず、この非人間的な政権をただ黙って見ていました。そして今、世界中が私たちに背を向けています。

今後10世代にわたる子孫は、この同胞による戦争の恥を洗い流すことはできないでしょう。

私たちは思考力があり、賢いロシア人のはず。

この暴挙を止めるには、私たちの力しかない。抗議集会に加わってほしい。当局は全員を拘束することなどできず、何も怖がることはない！』